2021年12月4日(日)
本日は
プリンスリーグ最終節 @JGREEN堺 S1メインG
vs阪南大高
2-0で勝ちました✨
この試合が3年生の最後の公式戦となりました。
スタメン、サブ、サポートの全メンバーを3年生で臨んだ試合。。。
皆が一つになって掴み取った勝利💪
最高の締めくくりにしてくれました。
試合は、
前半キックオフからピッチ各所で激しいバトルが繰り広げられ、熱く厳しいゲームになる予感。。。
両者に数回のゴールチャンスが生まれるも得点には至らず、一進一退の攻防が続きました💦
しかし、橘の選手達からは絶対に負けられないという気持ちが全身から漲っており、
時間の経過と共に、相手を押し込む時間帯が増え、次第に飲み込んでいきます。
前半38分、エースがチームに先制点をもたらします!
後方からのフィードに#7励ちゃん(木原 励)が抜け出し、守る相手を全く寄せ付けずにシュートを確実に決めてくれました!(^^)!
前半は1-0で終了。
後半開始から試合を決めるべく2点目を奪いに行きますが、
流石は激戦区の大阪府で今年インターハイ・選手権の2冠を取った阪南大高です✨
試合は橘のペースで進み、シュートチャンスまで行きますが、最後をやらせず簡単には追加点を与えません。
後半に選手交代を行い、更に攻勢を強めますが、依然としてリードは1点のままでジリジリとした展開が続きました。
絶対に勝って欲しい勝ちたい。何とかあと1点決めて欲しい。。。
そして後半41分、遂に待望の追加点が熱男から生まれます🔥
中央と右サイドで連動した崩しから #9芳賀ちゃん(芳賀 海斗)が右サイドを抜け出し、
対峙するDFをキックフェイントで完全に抜き去り、中央に完璧なクロス
ニアに走り込んできた#2仁くん(前山 仁)が確実に合わせてシュート、ゴールが決まり、雄叫び炸裂です😆
はーい✋ここで本日の萌えシーンでーす!
2点目の仁くんのゴールが決まった後、皆がサブメンバーの所に走っていき、喜んだ後に足をつった#5太陽(原田 太陽)です笑
全然立てなくてイタイイタイイタイって感じで少し笑ってしまったけど、笑ったらアカンね💦ごめんなさい🙇
太陽はいつも何事も精一杯頑張るよね。
1年生の冬にはトップチームにいて、新人戦決勝にもスタメンで出場して打点の高いヘディングで得点まで決めたの凄かった✨
あとで、あの時は本当は高熱で体調悪かったと聞いてビックリしました🤭そんな事を微塵も感じさせないプレーやったよ(^^)
K-POPの話をしたり、楽しかったです♪
また会ったら1発芸してくれるのを楽しみにしてるよ✌
福岡に行っても、サッカーも、笑いも、博多美人もゲットする事を期待しています笑
そして…時計はロスタイムに差し掛かる。。。
あと数分で、この子達の戦いが終わっちゃうんやなーと心の中で思ってました。
するとその時‼️
隣のあきくんが「日野くんが出てくる!! ベンチ見てみ! 皆の顔見てみ!」と興奮気味に言った。
私はピッチの選手を追いかけていたカメラから顔を外し、ふとベンチを見る、慌ただしい動き。
サブの選手、交代でベンチに下がった選手、皆んなが日野くんの出番を待ち望んでいて笑顔で送り出す。
ピッチの選手達も口々に「ボールを早く外に出せ!」と言い合っていた。
ロスタイム、#15日野晃太郎がピッチに立つ。
ピッチの選手達が温かい笑顔で迎え入れ、日野くんは涙を抑えきれない。そしてその想いを胸に懸命に走り切る。。。
試合終了 2-0。
きっと皆んながそれぞれ色んな想いを胸にこの日を迎えたと思います。
最後の試合に出れなかった選手。。。
HTで交代になり涙を抑えきれなかった選手。。。
試合後に涙が溢れた選手。。。
自分達が思い描いた夢、目標とは違った最後の舞台になってしまったけど、
今日最後の試合で全員が一つとなり、仲間の為に全力を出し切る姿がそこにはあって、とても嬉しく思うのと同時に成長した姿を感じました。
その姿、勝って笑顔で終われた事がお世話になった方々にきっと恩返しになったよ。
ここで今回は特別に、TMIP(Taegorou Most Impressive Player) を選出させて頂きます。(たえごろうが最も印象的だと感じた選手です)
今回のTMIPは勿論・・・
3年生の日野晃太郎。 おっちゃん。
サッカーをする以上、トップを目指す、試合に出て活躍するという事は誰もが目指すべき事ですが、
チームメイト皆んなから愛される、周りの人の気持ちを動かす、巻き込む事が出来る人間性は、
試合での活躍、得点を決める事と同じかそれ以上の価値が有り、本当に大切で素晴らしい事なんだと今回改めて感じさせて貰いました。
とても人間味溢れる選手。
試合前のアップ時に、コーチと見間違えさせる男(^^)笑
選手以上の存在。
。。。郷田凪沙 。。。日野晃太郎 。。。
次の代へツナゲ 京都橘イズム!!
最後に今年度のTMOMは・・・
3年生のFW木原励!
今日の試合でもチームを勝たせる決勝点を決めてくれ、前線で何度も相手の脅威となる別格の動きであり 、
まさしく橘のエースと呼ぶに相応しい働きでした。
初めて励ちゃんを見たのは。。。
まだ橘に入学する前の3月初旬のプーマスーパーリーグ(静岡県:時の栖)でした。
見た事が無い選手が前線のポジションに立っていて、直ぐに来月に入学する選手だと思いました。
(懐かしいメンバー皆んな元気かな〜?どこに励ちゃんがいるかわかりますか?☺️)
まだ身体の線が細く大丈夫かな?と思いましたが、試合が始まると早々にその考えを改めさせられました。
あどけない少年の面影を残したその選手は、とにかくゴールに対する意識が高かった、積極的なプレーの連続にビックリした事を覚えています。
あれから、もーすぐ3年経つね、時間が経つのは早いなー。。。
下級生の頃は、笑顔で「〇〇く~ん」って先輩に上手にくっついていた可愛いがられる甘えん坊キャラやったかと思うと、
ある時はツンデレな一面があったりと。。。
はは~ん、さてはコヤツ計算高いヤツだなと思って見ていました笑
入学後は1年時のグロイエン関西では得意の裏抜けとシュート力で得点王を取り、
先輩FW達から沢山の事を学びオールラウンダーのFWへと成長を遂げ、
その後の素晴らしい活躍は言うまでも有りません。
そして高校最後の1年間、キャプテンとして全国制覇を目指し本当に頑張ってくれました。
春に開幕したプリンスリーグでは、なかなか勝てずにチームはリーグ下位に沈み、インハイ予選でも敗退。。。
キャプテンでありエースとしてチーム、個人としても結果を出せず、責任、重圧、苦しさは想像を絶するものであったと思います。
去年までの試合中の笑顔はいつしか消えてしまい。。。試合を重ねる毎に険しい顔、苦しい表情が増えていきました。。。
そんな中でも自分の事より、いつもチームメイト一人一人の事を考え、プレーのアドバイスをしたり、悩みや話を聞き、チームを必死に変えようとする姿が有りました。
そしてそのキャプテンの姿に後押しされる様に、少しずつチームにまとまりや力が付き、夏以降はゲーム内容も結果もどんどん良くなっていきました。
しかし。。。まだチカラが足りず、時間が足りず、選手権予選でも敗退し、冬も全国への道は閉ざされました。
負けた時に、見せた涙は今でも覚えています。。。
優しくて、後輩からも励くんはめっちゃ優しい、好きっすって皆んな言ってるよ。
皆んなー、こんな凄い選手やのに、エゴも偉そうな所も一度も見た事ないよね☺️
上手くいかない事、自分だけではどうしようもない事、しんどい事ばかりやったね、キャプテンしんどかったね。
でも来年からのプロの厳しい世界でこの経験を活かし、埼玉スタジアムであの笑顔で楽しんでプレーする姿が見れると思っています。
今の浦和レッズの王子はユンカーですが、我らが木原励が新たな王子となります!!
励ちゃん、キャプテンお疲れ様でした。
そして泣き虫3年生😢
将来、あの負けが自分を強くした、必要やったって、皆んなから聞けるの楽しみにしています!
夢を実現させて下さい🌈
これからもコツコツが勝つコツやで💪
Together As One
次回はルーキーリーグ
をお届けしまーす
アンニョーン(^_^)/~~
(写真 たえごろう, 文 あきくん(たえごろう風☺️))