この~樹 なんの樹 気になる樹～🌲 山の頂点に立つ

2022年11月6日（日）
本日は、
令和4年度第101回全国高校サッカー選手権大会

京都府予選準決勝⚽️
vs大谷高校

結果は5-0で勝利し、決勝に進出しました🙌

橘は準決勝の第2試合13：30KOでしたが、
1試合目の東山高校vs京都共栄高校の試合を観る為に、朝からたけびしスタジアムに向かいました🚗³₃

拮抗した良い試合になるのではないかと思っていましたが、予想通り序盤から両校に得点のチャンスが訪れ、
最後まで1点を争う白熱した戦いでどちらが勝ってもおかしくない激しい展開でした。
前日までに、全国の予選では準決勝で強豪校が次々に敗退しており、
分かっていた事ですが、やはりここまで来たら厳しい試合になるなと感じました。。。
結果は、後半に1点を奪った東山がそのまま1点を守り切り、決勝に進みました。

さぁ次は橘の番💪決勝で必ず東山に夏のリベンジを果たす為に、必ず勝つ！！

対戦相手の大谷は、準々決勝でインハイ予選準優勝の京都精華高校をPK戦で倒し、準決勝に駒を進め、
勢いに乗っている事が予想されました。

相手の勢いに飲まれない様に！

前半、
これまでの戦いでは引いた相手を崩す事に少し苦労していましたが、左右、中央からチャンスをどんどん作り出す💪
序盤から橘がスピード・運動量・クオリティーで完全に相手を圧倒し飲み込んでいきます！
前半17分
CKの流れより、左サイドから#15海音ちゃん(松本海音)が右足でインスイングの素晴らしいクロスを上げる⚽️
中央で、今大会絶好調の#3柊宇(池戸柊宇)が相手DF・GKより速い反応で走り込み胸で押し込み先制！橘　1-0

前半24分
左サイド、#6みのり(幕内実)のロングスローを、ファーサイドで#8久保ちゃん(久保颯人)がヘディングで決める！！
橘　2-0

前半29分
右サイド、#9マルちゃん(丸山大輝)が対峙した相手をスピードで抜き去り、速いグラウンダーのクロスを上げる、
相手に当りボールはゴールへ(オウンゴール)！！！
橘　3-0

前半終了、3-0で折り返し
殆どピンチの場面もなく終始、橘がゲームをコントロールし先制点・追加点・ダメ押しの得点を重ね、
後半に向け非常に良い戦いが出来た40分でした。
応援席も太鼓のリズムに合わせ熱い応援でピッチの選手を盛り上げ、更なる追加点を期待しますꉂꉂ📣

後半、
勢いを緩めることなく、攻守にリズムよく戦い相手に隙を与えません。
相手は橘の選手のスピード、パス回しに全くついて行くことが出来ない、
そして盤石の展開に持ち込んでいきます。

後半4分
左サイドで縦パスを受けた、みのりがクロスを上げる、
右サイドから中央に走り込んできた、マルちゃんのダイビングヘッドが炸裂しゴール！！！！
橘　4-0

後半34分
仕上げのゴールは、中央で、海音ちゃんのスルーパスと、後半途中から出場した#17裕也(福永裕也)の動き出しから生まれました🤗
パスと動き出しともにタイミングが完璧で、抜け出した裕也はDF・GKを難なく個人技で外し、ゴールを決めました！！！！！

橘　5-0
そして、ここでタイムアップ交代で出場した5人も自分の良さ、安定したプレーでチカラを発揮し、
出場した選手全てが自信を持ってプレーしミスも少なく内容、結果共に完璧なゲームでした。
私の後ろで見ていた中学生たちは、
橘の選手達のワンプレー毎に。。。
『みんな上手すぎる😃 あんなん出来ひん💦　ボールどこで奪うねん😆』
交代で出てきた選手もみんな活躍するので。。。
『選手層あつ過ぎる😃色んなタイプが居すぎや😆』
『おれは〇番の選手が好きやなー💕』
って、憧れの眼差しでみんなの事を興奮気味に観ていました😃

はーい、本日の萌えシーンでーす！

試合前、応援席に座った時でした。。。
もの凄く大きな叫び声が響き渡り！！！

ビックリしてその方向を見ると、
ウォーミングアップの前に全員で手を繋いで円陣を組み、言葉なのか？奇声なのか？を発する皆の姿が有りました💪

その姿に私は本当にビックリしたのと同時にとても嬉しかったです☺️
本当に優しくて良い子しかいないよね～って思う3年生🥺
でも。。。
大人しい学年。
真面目な学年。。
熱量が足りない学年。。。
周囲から聞く印象も、私の印象も同じでしたが、
あぁ自分たちのカラを打ち破ってこんなに熱く戦えるチームになってきたんだなぁ～って感じました💪

選手権前は、まだまだ個人でもチームでも熱量が足りないかな？と思っていましたが、
トーナメントに入り、一人一人の表情に自覚も自信も見え、熱量が増し、それがチーム全体に広がり、
勝ち上がる度に、明らかにチームの雰囲気・勢いが増してきている事を感じました‼️

最後に今日のTMOMは・・・

3年生のMF山岡立樹！
3-4-2-1のフォーメーションの左WBに入ると、
試合開始から終了までの80分間、左サイドで数え切れない程の上下動を繰り返しました。
自陣深い位置までしっかり戻り守備をしたかと思った次の瞬間には、いち早く前に走り出す。

攻撃で、ひとたびボールを持つと重心の低いドリブルで、対峙する相手に『行くぞ、行くぞ』と何度も仕掛ける常に強気のプレー、
縦に突破すればクロスから決定機やコーナーキック、チャンスを何度ももたらし、
中にカットインすれば鋭いシュートもある為、マークする相手はどちらも警戒が必要で本当に厄介だと感じた事でしょう。

この立樹の働きで、相手の右サイドは機能不全に陥り、橘が完全に掌握する事が出来ました。
後ろで見ていた中学生が、
『あの13番の仕掛け、突破力ほんまスゴい、名古屋グランパスの相馬選手みたい！！』
と話していました。

ほんまやぁー上手に例えるなー納得😊！！と思いながら聞いていました🤲

誰でも自分のドリブルが止められボールを失う事、ミスをする事を怖がり、
やらなければならないと頭ではわかっていても、相手に向かって仕掛けるプレーは本当に難しい事です。
これまで、りっちゃんは可愛いお顔から見ても分かるように、少し気持ちが弱いかなーという部分が見え、
『仕掛けて抜けるのか？リスクを避けてボールを下げよう…』というプレーが見えたり不安そうな表情が見え隠れしていました。
しかし、夏に失敗を恐れずどんどんチャレンジし、自分の仕掛けの間合いを掴んだ事、左サイドの適正、
そして何より『自信』が付き、メンタルが強くなったと思います。その事は表情を見れば一目瞭然です！